お知らせ お知らせ

お知らせ 2025.12.04

カスタマーハラスメントに対する 行動指針

【基本方針】
医療法人正崇会 黒田医院(以下、「医院」という。)の理念や求める人材像を実現するためには、医院と患者、ご利用者、そのご家族、関連事業所や取引業者(以下、「関係者の皆様」という。)との信頼関係、協力関係が必須であると考えております。
医院の職員が、関係者の皆様との信頼関係、協力関係の中で、日々気持ちよく働くことができれば、結果として、関係者の皆様の満足度向上につながり、理念である「一人ひとりが、生きがいをもって安心して生活できる地域社会をつくり、将来の自分の両親、または、自分が利用したいと思える施設」を提供することが可能になると考えております。
一方で、関係者の皆様からの常識の範囲を超えた要求や言動の中には、職員の人格を否定する言動、暴力、セクシャルハラスメント等の職員の尊厳を傷つけるものもあり、これらの行為は、職場環境の悪化を招く、ゆゆしき問題です。
医院は、職員の人権を尊重するため、これらの要求や言動に対しては、関係者の皆様に対し、誠意をもって対応しつつも、毅然とした態度で対応します。
もし、職員が関係者の皆様からこれらの行為を受けた際は、当該職員や当該行為を目撃した職員が上司等に報告、相談することを奨励しており、相談があった際には組織的に対応します。
 
【カスタマーハラスメントについて】
関係者の皆様からの暴言や暴力・悪質なクレームなどの迷惑行為(以下、「カスタマーハラスメント」という。)は、厚生労働省による「働き方改革実行計画」を踏まえ、実効性のある職場のパワーハラスメント防止対策について検討
するため開催された「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」報告書において言及されているハラスメント行為となります。
医院としては、カスタマーハラスメントから職員を守り、気持ちよく働ける環境を提供する義務があると考えており、労働契約法第5条において「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。」と規定されているとおり、職員の心身の健康に配慮しなければならないという安全配慮義務があります。
 
【カスタマーハラスメントの対象となる行為】
この指針におけるカスタマーハラスメントの対象となる行為については、以下の通り類型化しております。
以下の類型は例示であり、以下に限られるということではありません。
(1)時間拘束型
長時間にわたり、患者等が職員を拘束する。居座りをする、長時間、電話を続ける。
(2)リピート型
理不尽な要望について、繰り返し電話で問い合わせをする、または面会を強要してくる。
(3)暴言型
大きな怒鳴り声をあげる、侮辱的発言や人格の否定や名誉を棄損する発言をする。
(4)暴力型
殴る、蹴る、たたく、物を投げつける、わざとぶつかってくる等の行為を行う。
(5)威嚇・脅迫型
脅迫的な発言をする、異常に接近する等といった、職員を怖がらせるような行為を行う。
(6)権威型
正当な理由なく、権威を振りかざし要求を通そうとする、お断りをしても執拗に特別扱いを要求する。または、文書等での謝罪や土下座を強要する。
(7)事業所外拘束型
クレームの詳細が分からない状態で、職場外である関連機関の皆様の自宅や事業所、特定の場所等に呼びつける。
(8)SNS/インターネット上での誹謗中傷型
インターネット上に名誉を毀損する、またはプライバシーを侵害する情報を掲載する。
(9)セクシュアルハラスメント型
職員の身体に触る、待ち伏せする、つきまとう等の性的な行動、食事やデートに執拗に誘う、性的な冗談といった性的な内容の発言を行う。
 
【相談窓口】
相談窓口は、受付窓口に設置しております。
相談窓口担当者は事務主任とし、職員から相談を受けた場合、まずは事実関係を整理し、関係者の皆様から受けた言動がハラスメント行為にあたるかどうか本部と協議し、対応する必要があります。
≪一般的な事実関係の整理・判断フロー≫
(1)時系列で、起こった状況、事実関係を正確に把握し、理解する。
(2)関係者の皆様の要求内容、言動を把握する。
(3)関係者の皆様の要求内容や言動に妥当性があるか検討する。
(4)関係者の皆様の要求手段・態様が社会通念上相当か検討する。
≪対応状況に関する確認事項≫
(1)対応日時、場所
(2)対応職員の部署・氏名
(3)要望者の情報や要望の内容
(4)管理者、上司の指示内容
(5)対応結果等
 
【カスタマーハラスメントへの対応】
≪医院内対応≫
・カスタマーハラスメントの発生に備え、職員がカスタマーハラスメントに関する知識及び対処法を習得するための施策(研修等)を必要に応じて実施します。
・カスタマーハラスメントに関する相談窓口を設置します。
・カスタマーハラスメントの被害にあった職員のケアを最優先に努めるとともに、当該職員及び関係者の皆様について担当を替える等迅速に勤務体制の調整を行います。
・カスタマーハラスメント問題が一旦解決した後も、事例検証を行い、再発防止策を講じるとともに職員理解を深めます。
≪医院外対応≫
・カスタマーハラスメントに屈することなく、合理的で理性的な話し合いを求め、より良い関係の構築に努めます。
・カスタマーハラスメントに関することについては、その内容を正確に把握するため、電話や会話の内容を録音させていただく場合があり、録音内容は、当該カスタマーハラスメントの解決のために利用します。
・カスタマーハラスメントが行われた場合は、必要に応じて、弁護士等適切な外部専門家を交えながら解決を図ることがあります。
・カスタマーハラスメントが行われた場合は、診察等をお断り、または中止させていただくことがあります。
・カスタマーハラスメントの性質が、反社会的勢力による不当または不法な圧力である場合は、断固たる対応を行うものとし、必要に応じて警察等関係機関との連携を図り対応します。
 
【関係者の皆様へのお願い】
上記の「基本方針」や「カスタマーハラスメントについて」に記載があるとおり、職員の心身の安全を確保し、良好な関係を築くためにこの指針を制定しました。そこで、関係者の皆様には以下の事項をお願いできればと考えております。
・ハラスメント行為に加担しないこと
・他者に敬意をもって行動すること
・すべての法令を遵守すること
多くの関係者の皆様には既に上記事項を遵守していただいておりますが、関係者の皆様と職員とのより良い関係の構築により、質の高いサービスの提供に尽力していきたいと考えておりますので、引き続きご協力お願いいたします。
 
医療法人正崇会 黒田医院
理事長 黒田 正規
 
 
本行動指針は、令和7年12月1日に策定し、同日より施行する。

黒田医院 2025.11.19

頭痛専門外来開設しました

頭痛専門外来開設しました

当院では片頭痛、緊張型頭痛に代表される
一時性頭痛専門の外来を行います。

いわゆる
「頭痛もち」といわれる方へ
「頭痛は我慢するもの」
「頭痛はあって当たり前」
「頭痛薬は自分で選んで飲むもの」
と思っていませんか?

何度も起こる頭痛の中には
間違った頭痛薬の使い方が、
むしろ頭痛を悪化させている場合があります。

片頭痛はここ数年で次々と新薬が発売されており
より頭痛を和らげる方法が増えています。
当院では患者様に合った薬や
くせにならない薬の飲み方
薬に頼らない生活を送る方法など
一緒に考え、提案します。

実際には女性スタッフによる詳しいヒアリングから
女性頭痛専門医による診察
提携薬局の薬剤師との連携まで
頭痛のお悩みを他職種で支えていきます。

小学生からゆらぐ大人世代まで
頭痛の悩みを抱える全ての人へ、
頭痛に備え、乗りこなし、乗り越えて
頭痛のない生活を
一緒に目指していきましょう。

黒田医院 副院長 更科紗和子

お知らせ 2025.11.19

【ペインクリニック新規受け入れ一時休止のお知らせ】

【ペインクリニック新規受け入れ一時休止のお知らせ】

頭痛専門外来業務拡大に伴い、
ペインクリニックの新規患者受け入れを
一時休止とさせていただきます。

患者様にはご迷惑をおかけしますが
ご理解のほど
よろしくお願いいたします。

既にペインクリニックに通院中の患者様へ
引き続き診療を行いますのでご安心ください。

ペインクリニックの予約が
web上で出来なくなっております。
予約方法について
受付、または主治医まで
お問い合わせ下さい。

黒田医院 2025.11.03

休診

2025年11月20日木曜日
 午後の診療は休診です。

12月06日土曜日
 休診です。

黒田医院 2025.10.07

2025年インフルエンザ予防接種

2025年インフルエンザ予防接種

10月からインフルエンザワクチンの予防接種がはじまります。

インフルエンザは例年12月~3月頃に流行し、1月~2月にピークを迎えることが多いので、
10月から12月中旬までにインフルエンザワクチンの予防接種を終えておくことをおすすめします。

注射の事前予約は不要です。

~受付時間~

午前は09:00-11:45まで
午後は15:00-17:45まで

小児・一般 3850円(税込み)
65歳以上 2080円(税込み)
10歳未満は2回接種