医療法人正崇会黒田医院は、患者様が適切な意思決定をすることができるように
以下の指針を定めています。
〇医師等の医療従事者から、現状、医療行為等の選択肢、今後の予測などの適切な情報提供ができるように努めます。
〇医療・ケアを受ける本人及びご家族が、十分に話し合いができるように努めます。
〇本人の意志を最優先とし、本人・家族等が納得できる意思決定となることを目標とします。
〇本人の意志は変化しうるものであることを踏まえ、本人・家族等との話し合いが繰り返し実施できるように努めます。
〇話し合いの内容は、診療録に記載し、情報を共有します。
〇人生の最終段階における、医療やケアの開始(不開始)・変更・中止等は医学的適切であるか、妥当であるかを基に慎重に判断します。
〇本人の意志決定ができない場合は、本人にとって最善と考えられる方針を決定します。
・家族等が本人の意志を推定できる場合はその推定意志を尊重します。
・家族等が本人の意志を推定できない場合は、本人に代わる者として家族と十分に話し合いをします。
・家族等がいない場合や家族等が判断を医療者へ委ねる場合は、慎重に話し合い判断をします。
〇話し合いの中で、意見がまとまらない場合や判断の合意が得られない場合は、第3者の医療者へ判断が医学的に適切であるか、妥当であるか検討していただき助言を得るように努めます。
2022年4月1日
医療法人正崇会 黒田医院
理事長 黒田正規
院長 更科俊洋
新型コロナワクチン接種後の中和抗体測定について
2回目ワクチン接種して4週間(28日)以上経過している方は
中和抗体(ウイルススパイクたんぱく質に対する抗体 IgG抗体(S))の
抗体価を血液検査で測定することができます。
岡山医学検査センターへ外注してアボット製試薬で測定になります。
保険診療ではありませんので、自費検査になります。
費用は¥6,000税込み
となります。
検査をご希望の方は予約フォームからお申込みください。
結果はE-MAILもしくはLINEで検査結果と診断書での報告になります。
中和抗体価の目安:4,160AU/ml以上
(1回目接種中央値 2,217AU/mL 2回目接種中央値 18,272AU/mL)
ウイルスに対する中和抗体の力価を定量する方法として中和試験があります。
培養細胞の感染を50%阻害することによる評価に基づくと、IgG抗体は95%信頼区間で4,160AU/mLと報告されています。
注)ヒトの体内でどれだけの抗体価があれば発症や重症化予防に十分であるかは明らかになっていません。
文献
ARCHITECT SARS-CoV-2 IgG II Quant Instructions for Use, H18566R01
Clinical evaluation of the Abbott Alinity SARS-CoV-2 spike-specific quantitative IgG and IgM assays in infected, recovered, and vaccinated groups(Feb19, 2021)
2021年7月で整形外科外来はしばらくお休みになります。
ミズホメディ株式会社の全自動遺伝子解析装置 Smart Gene を導入しております。
検査結果は最短1時間での判定となります。
同時に検査できる人数は1名と少ないですが、これまでよりも大幅に利便性が向上しました。
※海外渡航向けのPCR陰性証明書発行目的には当院では使用はしておりません。
※画像はミズホメディ株式会社Webサイトより
タウン情報おかやま
おかやまの病院2020 「かかりつけ医をみつけよう」に黒田医院の紹介記事が載りました。
https://tjokayama.jp/ebook/hospital2020/#target/page_no=17